春の公開が終わりました

春の公開が無事終わりました。数日間の掃除や
前々日の草刈りを経て、無事終われたことに今年は
特に感慨があります。

今年は大阪観光局の「春の国宝めぐり」に参加したの
で、参観者は増えていました。
北海道、東京、静岡、岐阜、福岡、徳島など遠方の方
来ていただきました。広報の力を改めて感じました。

まったくの例外ですが、特に「土塁」が見たいと、
それだけで遠方から来られた方には、特別に見て
いただきました。

若いご夫婦も何組か来られました。もちろん大歓迎
ですが、子供さんが走り回られるのには、少し
ハラハラします。
四百年守り伝えてきた襖や壁の絵の傷をつければ
取り返しのつかないことになりますので。
それでも若い方、小さい子供さんたちが、この家を
観た感動をいつかまた思い出して下さることをと
望んでます。

文化財はもっともっと、若い人たち、子供たちの心に
残るものになってほしいです。

若い建築研究者の方も3組ほど来られ「来てよかった」
と帰られたが、いつか研究の参考になればうれしい
です。
またいつでも連絡いただければ見学していただけます
から。

例年のように満開の桜はもうお見せ出来ませんが、
切り倒した切り株の一つから、今年一本のひこばえ
数輪の花を咲かせたのを見つけました。
元のような盛りの花を見せるのは、2~30年先
でしょうが、今日来た幼子が大きくなるころだろう
と感慨あります。

今回のように多数の方々に喜んでいただけたのは、
矢張り「羽曳野街歩きガイドの会」「吉村家住宅
保存会」のボランティアの皆さんのご協力のおかげ
でした。あらためてお礼申し上げます。